不動産売買~注文住宅賃貸えらびまで

家づくりに必要な情報はどこで集めるべきか

家を買うということは、一生のうちで1度あるかないかのとても大きな買い物です。たとえ不具合があってもすぐに交換したり、買い替えたりすることが難しいことから、普段の買い物ではあまり悩まないという人でも、家を購入するときは後悔しないようじっくり比較検討をします。

比較検討をするためには、検討するだけの情報と知識を持っていないといけません。そのため、家を購入する前に家について勉強をする必要があります。とはいえ、家に関する学校があるわけではなく、いざ家を買おう・作ろうと考えた場合にはどうやって勉強をすればいいのかわからないということも多いのではありませんか?

家について知らないことには満足のいく住宅が購入できるはずもありません。マイホームを持とう!と決めた時にはまず、どこで情報収集をするのか確認してみましょう。

家づくりの情報収集をするならどこ?

1.コストはほぼゼロ「公立図書館」

pixta_63167911_S普段の生活圏内に大きな図書館があるなら、まずそこをあたってみてはいかがでしょうか。時代や流行に左右されない、家づくりの基本について学べます。

建築を学問的に深く学ぶこともできますが、住みやすい家について知りたければ建築を体系的に学ぶのではなく、主婦系雑誌の特集が参考になるかもしれません。図書館であれば雑誌のバックナンバーも取り揃えているため、気になったものを読めば家づくりの参考になるでしょう。

注意点としては、何を調べていいかわからない状態では効果的な勉強ができないという点です。また、同じく無料で情報に触れられるインターネットを活用する手もありますが、インターネットは情報の取捨選択や真偽を見極める力がなければむしろ毒になる可能性があります。あくまで参考程度に考え、うのみにしないようにしましょう。

2.実物を見て決めるなら「住宅展示場」

pixta_42196400_S日本の各地には住宅展示場があります。休日や連休などには親子連れに向けたイベントが開催されていることもあり、単純にモデルハウスを見るためだけの場所ではなくなっています。

モデルハウスは各ハウスメーカーが工夫を凝らし、外観や内装にこだわって作られています。1日で複数のモデルハウスを見学すれば、メーカー間の比較もしやすいでしょう。

モデルハウスには担当営業が常駐しているケースがほとんどです。なにか聞きたいことや疑問点が発生すれば担当者に確認することで、信頼できるメーカーを見極められるかもしれません。

注意点は、モデルハウスはかなり豪華に作られているという点を認識する必要があることです。特にお金をかけているのはキッチンなどの水回りの内装と言われています。また、見栄えをよくするためか面積も広めに作られているため、理想のモデルハウスがあったとしてもそれを再現することは資金的に難しいでしょう。

3.プロ監修なら安心「家づくりの勉強会」

pixta_49885180_Sハウスメーカーが主催する勉強会は、予約をすれば無料で参加できるものも多く、プロの目線から見た家づくりの際に気をつけるべき点が分かります。勉強会といっても長時間みっちりとやるのではなく、1時間から2時間程度の比較的短時間、セミナー形式で行われることがほとんどです。

参加するなら、メーカーにとって都合の悪いことも開示し、参加者にとって有益な情報を提供してくれる勉強会にしましょう。第一住宅(URL:https://daiichi-jutaku.co.jp/)という注文住宅メーカーでは、都合の悪いこともすべて赤裸々に告白しています。また、メーカー主催の勉強会に参加したからといって必ず契約しなければならないということはないため、安心して参加できます。2020年5月には、新型コロナウイルスの感染対策のため、オンラインでの勉強会も開催するなど、顧客目線を重視したサービスを提供しています。興味のある方は確認してはいかがでしょうか。