不動産売却をしようと思ったときには「価格」がつく言葉がたくさん登場することに気がつくでしょう。例えば、売り出し価格、査定価格、取引価格、申込価格など、色々なものがあります。ですから、単に価格と言っても色々な意味で使われていると言うことを知っておく必要があります。高額査定をもらったときにはその価格で売却できると思いがちですが、そうではありません。成功させるコツは価格について把握しておくことです。

専門的な用語を使わずに言えば、考え方として知っておかなければならないのは大きく分けて3つです。売りたい価格、売れそうな価格、確実に売れる価格、この3つで、価格の大きさはこの順です。売りたい価格で売れるとは限りません。たいていは売りたい価格は相場よりも高いと考えてきましょう。そして、売れそうな価格というのが相場です。確実に売ろうと思うのであれば、さらに価格を下げることが必要となってきます。

高額査定を得られればうれしいと思いますが、査定によって提示された価格がどの価格を意味しているのかを知っておく必要があるでしょう。売れそうな価格なのか確実に売れる価格なのかで、価格は大きく異なります。この点をイメージしながら査定を受ける必要があります。

不動産売却を行う時は、地域にもよりますが、不動産購入の８割は地元の方々であるはずです。地元に住んでいる方が、子供が増えたなどの環境の変化に伴い住み替えを検討します。物件地元の不動産屋さんであれば、その地域に詳しいはずです。つまり、地の利がある分、営業戦略をしっかり立ててくれます。

不動産関係のホームページは日々増えていますが、不動産を買い取ってもらえるいわゆる不動産売却サイトはそれほど多くはありません。そんななかおすすめできる不動産売却サイトの条件を上げてみましょう。細かく分析するときりがありませんが、絶対はずせないポイントが2点あります。1点目に不動産売却の専門のサイトであるということ、二点目に地域の情報収集に特化している点があげられます。どこの土地・地域においても、このような不動産売却に強い会社は絶対にあるはずです。諦めずに探してみましょう。

不動産売却をして利益が発生すれば税金を支払わなければならないのですが、特別控除を利用すれば税額を小さくすることができます。利用できるかどうかと言うのは状況によって異なっていて、様々な条件によって控除されることも知っておくべきでしょう。
その一つとして　居住用財産の控除があります。居住用財産とは、居住に使っていた不動産のことを指します。つまり、住んでいた住宅を売却するときに控除が得られるというものです。住んでいる家を売却すると言うことは、日常生活の中で必要になり場合もあります。引っ越しをしなければならない場合もありますし、それ以外にも色々な理由で売却をしなければならない場合もありますが、日常生活の一環であると言うことから、税金はかなり控除されることになっています。
控除を受けるためには、住んでいるか、もしくは住まなくなってから3年目の年末までと言うように決められています。控除される額は3000万円です。ただし、他の特例を前年や前々年に受けている場合には適用されないなど、いくつかの条件はありますから、この点についても把握しておくことが必要でしょう。3000万円というとかなりの金額ですから、税金を納めなくて良い場合も多いのです。